ある偉い人が「芸術は爆発だ」と言った。
一方、松永久秀は天守閣で平蜘蛛と共に爆発した。享年68歳。
さて、アイテムアートを勧めるにあたり、「なぜアイテムアートなのか」ということを言っておこう。
物欲である。
アイテムアートコンテストは他のコンテストに比べて圧倒的に賞品がデカい。
アイテムアート2011のソロ部門の最優秀賞は10000NPにローズリボンベレー銀、さらに百花繚乱40個。
アイテムデザインコテンストに比べてもかなり良い。
イラスト大賞など言わずもがな。
2回入賞している私に謝るべきである。
それでは前置きはこの程度にして、まずは基礎から学んでいこう。
まず留意しなければならないのがこれだ。
右図を見ていただこう。
これは、X軸とY軸が水平垂直であった場合の座標の簡略図である。
線の交点ではなく、四角が1つのアイテムと考えてもらいたい。
本来、このような形であればドット絵の再現などには苦心しない。
だが、テイルズウィーバーにおいては45度回転した座標となっている。
つまりはこういった図になる。
ドット絵の再現などで斜め45度に作られる事が多いのは、こういった座標の並びのためだ。
もちろん、これによる利点もあるが、後述する「思ったところに置けない」問題にも関わるところである。
まずはこれを理解しよう。
アイテムアート経験のない人間では、何かのきっかけで試してみてもすぐに断念してしまいがちだ。
その大きな原因となるのが「思ったところに置けない」問題である。
右図のA点にアイテムを投げたいとする。
経験がない者は、真正直にそこへカーソルを持っていくものだ。
大抵は少しズレたとこにいってしまい、それが続くと自分はヘタクソだと諦めてしまう。
しかし、これにはちょっとしたコツがある。
A点にアイテムを置きたい時は、右図でいうB点とC点の中間、赤い印の部分を狙う。
狙いをつけた場所から少し左側にズレた場所に投げられるためである。
環境による違いもあるかもしれないが、概ね共通であるようだ。
アイテムの形状も考えながら座標の少し右を狙おう。